外反母趾が痛む場合、必ずしもすぐに手術が必要というわけではありません。
症状の程度によっては、靴の見直しや装具の使用、リハビリテーションなどの保存療法で痛みを和らげたり、変形の進行を抑えたりすることが可能です。
ただし、これらの保存的な対処を行っても痛みが改善せず、日常生活に支障をきたすような場合や、変形が著しく進行している場合には、手術が検討されます。
特に、靴を履いていない状態でも痛みが続いたり、歩行そのものが困難になるようなケースでは、手術による根本的な治療が必要になることがあります。
手術は整形外科の専門医が対応
手術は整形外科の専門医が対応しており、大学病院や総合病院、または外反母趾を専門に扱うクリニックなどで受けることができます。
地域によって医療機関の選択肢は異なりますが、「外反母趾 手術 整形外科」などのキーワードで検索すれば、近隣で対応可能な施設を見つけることができます。
手術実績や術後のリハビリ体制なども、事前に確認しておくと安心です。
回復期間
手術後の回復期間については、術式や個人差によって異なりますが、一般的には手術当日または翌日からかかとを使った歩行が可能になることが多く、術後3週間ほどで全体重をかけての歩行ができるようになります。
さらに、つま先を使った歩行が可能になるのは術後6週間前後が目安とされており、デスクワークなどの軽作業には3週間程度で復帰できることが多いです。
立ち仕事など足に負担のかかる職種の場合は、8週間ほどの回復期間が必要とされます。
通常の靴が履けるようになるまでには、おおよそ2〜3か月を要し、その後も1年から2年程度は定期的な通院やリハビリが推奨されます。
手術以外の方法として注目されているのが、歩行の改善
一方で、手術以外の方法として注目されているのが、歩行の改善による外反母趾の予防や症状の緩和です。
外反母趾は、足の指や足裏の筋力が低下し、歩き方や靴の選び方が不適切であることが原因で悪化することが多いとされています。
そのため、正しい歩行習慣を身につけることで、足のアーチ構造を保ち、親指への負担を軽減することができます。
痛みは1週間程度、足の形は半年程度で改善します。
外反母趾を治すには、手術より歩行改善が必要
外反母趾は手術しても再発します。
手術したのにまた外反母趾になったと後悔しないために、必要な知識を事前に手に入れて下さい。
なので、外反母趾の治療には手術だけでなく、日常生活の中での歩行の見直しや足のケアが非常に重要です。
歩行改善は痛みもないし、自宅でもできるので、手術よりはまずは歩行改善に取り組んでください。