モートン病になったら避けること、やってはいけないこと

モートン病

モートン病において避けるべき行動、やってはいけないことについて、それぞれの理由を詳しく解説します。

痛みのある箇所を直接マッサージすること

モートン病は足裏の神経が炎症を起こしている状態です。

痛みのある箇所を直接マッサージすると、炎症がさらに悪化する可能性があります。

筋肉の痛みとは異なり、神経の圧迫が原因であるため、直接刺激を与えることで症状が悪化することがあります。

ヒールやパンプスを履くこと

ヒールやパンプスは足の前側に体重が集中しやすい構造になっています。

この体重の偏りが神経への圧力を増加させ、炎症を悪化させる原因となります。

特別な場面では仕方ない場合もありますが、日常的にはスニーカーなど足に優しい靴を選ぶことが推奨されます。

過度なストレッチを行うこと

モートン病の症状を改善しようとする意図でストレッチを行うことがあります。

が、過度なストレッチは神経への締め付けを強め、症状を悪化させる可能性があります。

特に足底部を伸ばすストレッチは注意が必要です。

痛みのある箇所にパッドを貼ること

痛みを軽減するためにクッションやパッドを使用することがあります。

が、これにより圧力が逆に増加し、症状が悪化することがあります。

短期間では効果があるように感じる場合もありますが、長期的には悪影響を及ぼす可能性が高いです。

過度なアイシングや温熱療法を行うこと

アイシングや温熱療法は一時的な痛みの緩和に役立つことがあります。

が、過度に行うと血流が悪化し、炎症が強まることがあります。

適切な時間と温度で行うことが重要です。

モートン病になったらやってはいけなことを避け、治療に専念する

これらの行動を避けることで、モートン病の症状を悪化させるリスクを減らし、治療や回復を促進することができます。

ただ、避けたとしても、根本的な改善にはなりません。

モートン病の原因は、歩く際に痛む場所で打ち付けるような歩き方をしているためです。

モートン病の改善実績のある専門院で、なぜその歩き方になっているのか?を調べてもらい、歩行改善に取り組んで下さい。