モートン病のセルフチェックの方法

モートン病
モートン病は足の第3・4趾の間で発生することが多い神経の圧迫や炎症が原因となる状態で、セルフチェックを行うことで早期発見の手助けになります。

1. 症状をチェックする

  • 足の痛み: 第3・4趾の間の足裏付近に痛みを感じる。
  • しびれや灼熱感: 第3・4趾にピリピリとした感覚がある。
  • 異物感: 靴や靴下に小石が挟まっているような感覚。
  • 痛みのパターン: 長時間の歩行や特定の靴で痛みが悪化し、靴を脱ぐと和らぐ。

2. 足の触診を行う

  • 指で圧迫する: 第3・4趾の間を軽く押し、不快感や痛みをチェック。
  • モートンサインを確認: 足を側面からつまむように圧迫すると痛みやクリック感がある場合、モートン病の可能性が高い。

3. 生活習慣の影響を考慮する

  • 履いている靴: 先の細い靴やハイヒールは神経腫が悪化の原因になります。。
  • 足への負担: 長時間の立ち仕事や歩行、硬い路面での活動。
  • 足の形状: 扁平足や高いアーチがある場合にリスクが増える。

4. 簡易的な改善策を試す

  • つま先に余裕がある靴を選ぶ。
  • インソールやパッドを使用して足裏の圧力を分散。
  • 足を休ませる。

根本的な改善には、地面を打ち付けるような歩き方を改善する必要があります。

5. 医師への相談を検討

以下の場合は専門医への相談を検討してください。

  • 痛みが強く日常生活に支障をきたしている。
  • 改善策を試しても症状が改善しない。
  • しびれや灼熱感が続いている。

完治の実績がある専門医は、画像診断や触診を通じて治療法を提案します。

治療に歩行改善が含まれていない場合は、そのお医者さんでは治りませんのでご注意下さい。

セルフチェックは重要な第一歩ですが、専門医の診断を受けることを忘れないでください。

モートン病の原因は、上半身の重心バランスの崩れが、足裏への体重の分散の偏りを生み出していることです。

痛む部分に体重が乗り過ぎ、さらにそこで地面を打ち付けるような歩き方をしているために、徐々に炎症が起こり神経腫を形成するのが原因です。

40代・50代で発症する方が多いのは、長年の炎症の積み重ねか、加齢による体重増加が引き金となっています。

歩行改善に取り組まないと、手術をして痛む神経腫を除去しても再発します。

歩行指導のある整形外科が無い場合は、歩行改善の指導なる専門整体での指導を受けてください。