モートン病かな?と思ったら何科を受診すればよい?

モートン病

モートン病(Morton’s Neuroma)の症状が疑われる場合、まずは整形外科を受診することが推奨されます。

1. 整形外科

  • 診断方法: 問診、触診、エコーやMRIによる画像診断。
  • 治療方法:
    • 保存療法:インソールや靴の見直し、ステロイド注射。
    • 手術療法:神経腫の切除(重症の場合)。
  • メリット: 医学的根拠に基づいた診断と治療が可能。
  • 注意点: 手術が必要な場合、リスクと回復期間を考慮する必要があります。

2. 整体院

  • アプローチ内容: 骨盤や足関節の調整、足裏アーチのバランス調整、姿勢や歩き方の指導。
  • メリット: 身体全体の調整が可能で、痛みの軽減が期待できます。
  • 注意点: 診断は行えず、施術者の技量にばらつきがあるため、信頼できる施設を選ぶことが重要です。

3. 整骨院(接骨院)

  • アプローチ内容: 筋肉の手技療法、テーピングによるアーチサポート、超音波治療や電気治療。
  • メリット: スポーツ障害への理解がある施術者が多い。
  • 注意点: 神経腫への直接的な治療は難しい場合があります。

4. 鍼灸院

  • アプローチ内容: 患部や関連経絡への鍼、お灸による温熱刺激、自律神経の調整。
  • メリット: 神経痛の軽減が期待できます。
  • 注意点: 物理的な神経腫には限界があり、根本的な治療には至らない場合があります。

5. ゆるかかと歩き指導院

  • アプローチ内容: 足裏全体を使う歩行法の指導、歩き方の習得。
  • メリット: 日常動作からの改善が可能で、長期的な効果が期待できます。
  • 注意点: 継続と習慣化が必要で、即効性は乏しい場合があります。痛みが改善するには3週間程度かかります。

治療の流れ

  1. 整形外科での診断: 症状の重さや原因を特定するため、まずは整形外科を受診しましょう。
  2. 代替医療の活用: 必要に応じて、整体院や整骨院、鍼灸院での施術を検討します。
  3. 歩行改善: ゆるかかと歩き指導院での歩行指導を取り入れることで、再発防止や根本的な改善を目指します。

モートン病の治療は、症状の重さや個々の状況に応じて異なります。

まずは整形外科で正確な診断を受け、その後、適切な治療法を選択することが重要です。

どの施設を選ぶにしても、歩行改善の治療が入ってない場合は改善は期待できません。

完治や再発予防を期待する場合は、歩き方の変更が必須になります。